ミッキーの弁当箱がポインツ
ap fesのリハが始まってから、母が弁当を作ってくれている。高校生以来。
早起き(会社員の方にしては全然遅いが・・・)しておにぎりと簡単なおかずを用意してくれる。
音楽業界のリハーサルって休憩時間のタイミングや時間はすごくファジーで「ハイ!一時間休憩!」なんて事は殆どない。
しかも最近は少食な僕の為におにぎりが2つと簡単なおかずをタッパーに入れてくれる。
これが・・・ウマイ!!
ただのおにぎりなのに!!
大げさではなく痛感する程に感じたのだ。
最近はコンビニに行けば様々な手の込んだ具が入ってるおにぎりが買える。普段は僕もそういったものを購入して食べている。
それに比べて母が作ってくれるただの梅干のおにぎりのウマイこと!!
もちろんコンビニだって米や具材にこだわってるのだから美味しいことは美味しい。
でも久しぶりに食べた母の弁当がこんなにウマイって感じたのはそういったものを食べ慣れてきたせいでもあると思った。
一番の違いは"想い"なんではないかと思う。
息子に"頑張って欲しい"と思う母の想いがそこにはギュッっと込められている。
コンビニ業界の方には大変申し訳ないが、やはり"想い"が入るだけで料理ってものは只の食べ物から意思を含んだメッセージの塊になると思う。
母が子へ。妻が夫へ(モチロン逆もあり)、彼が彼女へ。兄が弟へ。
それを食べてモチロン腹もふくれるが、「ヨシ!頑張って唄うぜ!」って気持ちにもなる。
高校の時はそれを食べて部活に行ったなぁって思い出した。
母の座右の銘でもある教育方針「美味しい手料理とスキンシップがあれば悪い子は育たない。」という意味がやっと分かった気がした今日この頃でした。