ココロの距離
石井一孝さんのライブ「Woody SessionⅣ」を観てきた。
一孝さんとは2年前のトークライヴをお手伝いさせて頂いた時に知り合った。
唄を聴くのは一昨年のミス・サイゴン以来。
唄はモチロン素晴らしいかったのだけど、なにより感動したのは”真心”かな。
MCの時にはナチュラルな一孝さんが溢れてる。まるで一対一で目の前で話してる様な近さを感じる位に。きっとお客さん全員がそういう風に感じてたのではないだろうか?
そして唄が始まるとそのミュージカルソングの役に一瞬で変わったり、一人のシンガーになって魅せてくれる。
そしてまたナチュラルな一孝さんに戻って、グッと引き寄せてくれる。
これは特にファンにはタマラナイだろうなーと思った。
そこには飾らない一孝さんがいて、お客さんに対して優しさの溢れた一孝さんがいた。
飾らない事、それが一番カッコいい事なのは分かってる。
飾らない事、これって意外と勇気がいる事も分かってる。
飾らない事、これが相手とのココロの距離をなくしてくれる。
僕の唄もそうでありたいって強く想った。
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コメント
気付くと飾ってる自分が鏡の前に映し出されたとき、
「また、やっちゃった。。。」って思います。
飾らないと不安、物足りないという感じは、街中で見るブランドに身を包まれた人たちを見る時の「それ」と良く似ている気がします。
ジャラジャラと飾り立てれば、それだけ「重くなる」事も知っているはずなのに。
飾ることをやめれば「軽く」なる事も知っているはずなのに・・・。
投稿: shino | 2006/06/05 01:00
To:shinoさん
出来たら自分自身をさらけ出して生きていきたいって思いますよね。
それは誰しも思ってるもの。
”虚栄心”って生きてゆくために必要なエッセンスでもあるのかも知れません。
だけど、それが結果自分を苦しめるモノになるのは違う事だと思います。
”余計な””飾り物”を取り去って”軽くなる”。
それがいいですね。
投稿: 亮太 | 2006/06/07 00:14