これでいいのだ
赤塚不二夫氏が逝かれた。
とりたててファンだったわけでもないが、「ひみつのアッコちゃん」「おそ松くん」「天才バカボン」等々、身近に小さな時からいるキャラクター達の生みの親だけにとても寂しい。
僕が感動したのは、タモリさんの弔辞。
その中でも特に胸を打たれたのが、
「私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。」
そして、
「私もあなたの数多くの作品の1つです。」
この二つ。
それぞれの繊細さと優しさ、そして強い絆。
白紙の紙を見ながらの弔辞は、赤塚不二夫氏へ向けたタモリさんなりの”ギャグ”なのか”ウィット”なのか”照れ”なのか。
そんなこたぁどうでもいいや。
”受け入れて笑う”こと、難しいけどやってみようと思う。
「これでいいのだ」
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コメント
ういー、久しぶり!
元気そうだね!
あなたの考えは、すべてのできごとを前向きに肯定し受け入れることです。それによって、人間は重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また、時間は前後の関係を断ち放たれて、そのとき、その場が異様に明るく感じられます。それをあなたは見事にひとことで言い表しました。すなわち「これでいいのだ」と。
うーん、俺もじーんときたよ!
投稿: i-da | 2008/08/08 16:10
小さい頃“シェー”のポーズで写真を撮り“ひみつのアッコちゃんごっこ”を楽しみ、赤塚作品には大変お世話になりました。
私は、タモリさんの弔辞に涙が出てきました。
人と人との繋がりの素晴らしさに、感動と羨ましい気持ちになりました。
“これでいいのだ”奥が深い言葉ですね。
投稿: こっしー | 2008/08/08 21:03
私も何よりタモリさんの弔辞が感動でした。
一つ一つの言葉が自然と優しく生まれてくる気がして、素敵でした。
はぁなんかいいです、二人の関係が。
投稿: くぅ | 2008/08/08 21:44
あたしも、亮太さんが挙げたタモさんの言葉に、鳥肌と一緒に涙が出ました。とくに二つ目の言葉は、今日何人も人に感動したっていう話をしたところだったので、亮太さんのblogを見て更に感動しました。
投稿: しずく | 2008/08/08 22:47
じーんときました☆
「これでいいのだ」
・・・ギャグでありながら、深い言葉ですね。
バカボンなんて、小さい頃、一番見たマンガですよ。
そして、タモさんと赤塚さんの二人の関係もめちゃ深い。
なんか、いいなぁ。
投稿: らう | 2008/08/08 23:12
初めてテレビで、タモリさんが弔辞を読んでいるのを聞きました。
涙が出ました。
出来事や存在を全て受け入れ、前向きに捉えること。
亮太さん!
とても難しいことだと思うけど、私も頑張ってみます。
投稿: Non | 2008/08/10 11:26
いえっす!
これでいいのだぁ〜!
元気勇気もらえる言霊。
投稿: m | 2008/08/11 12:51
ハレルヤ~♪お元気?私も森田一義さんの弔辞感謝でした。死と言うものは一手の通過点に過ぎないと私は思いましてですね、人生の。北島康介選手が引退を表明した様に。そして又この世に戻って来るのでしょう。きっと…。例え☆に為っても私達からはその人が見えます。だから、出合った人は大切にして行きたいですよね?そう考えると亮太兄弟見たいにあらゆる人に感動を与えられる事(歌い手さん)?ミュージシャンは素晴らしいと思いましてですね、投稿させて頂きました。あーライブに行きたいな中々忙しくて…(泣)。 これでいいだ×2天才バカボンバカボンボン~♪っと。あらゆる経験を通して生きる証人と君には為って貰いたいですね。ハイでは、素敵な一日を ビッキー☆
投稿: ビッキー☆ | 2008/08/16 10:21