道具
基本的には思いついたメロディ、閃いた言葉を形にしていく。
まぁそこにジャカジャカギター弾きながらおおまかな和音をつけていって、最後にDAW(デジタルオーディオワークステーション)でラフの伴奏を打込みで作って、自分で唄入れして、演奏してもらうミュージシャンに渡すという流れである。
まぁこのDAWというのは要はパソコンのソフトである。
ハードディスクレコーディングというのが主流の現在、このシステムをある程度理解しておくと、レコーディングの際にエンジニアさんがどう録ってるか、今は何をしてるかがイメージ出来るのでこちらも集中力を落さなくていいし、作業もスムーズである。
携帯電話の様に、同じ内容であるけれども各社様々なソフトを出している。
僕は以前からSteinberg社のCubaseシリーズの愛用者。
先月に最新バージョンのCubase5がリリースされ、発売日に購入し早速アップグレード。
安い買い物ではないけど、自分の使う大事な道具である。いいものを使いたい。
このDAWとういうのはレコーディングはモチロン、打込みによる曲作りが可能でなのであります。
普段は唄を書くワタクシ。
でも”唄”ではない”音のイメージ”とかをそのまま抽象画の様にスケッチしたい時は唄無しの曲も作る。
昨年リリースした”home cooking vol.2”中の「boisterous rain」という曲も全て自分で打込み、演奏、歌唱している。
いい道具を使う事で、自分の頭に浮かんだイメージや音を出来るだけ忠実に実際の音に変換が可能だ。
画家が静物画と抽象画を書くように、ダンサーがクラシックとコンテンポラリーを踊るように、陶芸家がスタンダードな器と愛らしい動物を作るように。
僕も唄ものの曲を書きつつも、こういった前衛的で抽象的なイメージの世界もどんどん膨らませていきたいと思ってる。
画家には筆が、ダンサーにはシューズが、陶芸家には土と陶芸道具が必要なように、僕にも必要な道具なのである。
すでに何曲か作ってるので、いつか皆さんに聴いてもらえる日を楽しみにしてます。
昨年、弟の太頼が振り付けしたコンテンポラリーダンスの為に曲を作りました。
踊りの進行を考えつつも曲を作らないといけなかったので大変だったけど楽しかったなぁ。
タイトルは「OCT」
頭の中で何人ものダンサーが踊ってるのをイメージして聴いてみて下さいませ。
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コメント
どうやって曲をつくるのか気になっていました。専門のやつがあるんですね。
投稿: ゆりこ | 2009/04/05 11:31
何でもパソコンでできちゃうんですね♪♪
“音を出しては、手書きして”というイメージが強いです。古いですね・・・(^_^;)
投稿: こっしー | 2009/04/06 21:19
おぅ踊ってますね、ダンサーが何人も
どんな職業も素晴らしい
私の必要な道具って何だろう
ジャージとボールペンかな
投稿: らう | 2009/04/07 20:14