bonsai

器も可愛いでしょ？

先日、盆栽体験に行って来た。
ここんところ毎日の忙しさと心がザワザワした感じの継続でイライラとしていた。
レコーディングは少しづつ再開はしているものの、なにせ創作する時間が最近は本当にない。
クリエイトするコトで生まれるメディテーショナルな感覚が欠乏すると本当にイライラするのである。
そんなコトもあり、心から楽しみにしていた。

この日の講師はなんとアメリカ人！のマシュー。
愛日家の彼は日本に来て6年目なのであるが、かなり日本語ペラペラ。
そして盆栽の魅力に触れ、植木屋さんなどでアルバイトしつつ盆栽を勉強しているとのコト。

写真を載せればヨカッタと思うほどのイケメンのマシューが講師の盆栽体験。とても楽しかった。

最初に何種類かの土を混ぜ、器の底に石を引き、思い思いの植物を植え、苔を盛り、化粧砂で仕上げる。

レイアウトする際の角度や見せ方で、近くで見るとまるで山の下から大きな木を見上げているようなキモチになる。

主観、客観、そして物事の捉え方までもこの小さな世界に凝縮されている。

これは大げさなコトではなくて、この体験で僕は大事なコトを沢山感じた。
物事は多面性を持ち、見る角度で全く違う意味を持つというコトを実感したのだ。

それはここ最近の現象に通じるコトがあり、自分のチャンネルをどこに合わせておくか？というテーマに繋がるコトだった。

なにせ土を触り、イメージし、創っていくという行為に癒され刺激されたのです。
アメリカ人から”和”の心を逆輸入ってトコロですな。

まるでヤドカリの様な彼らは、今僕の部屋のベランダで嬉しそうに日差しを浴びている。