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2014年10月

2014/10/28

ジブンキライ。じゃダメジャナイ?

コンプレックスの塊なワタクシ。
人と比べてばかり。
外見、内面、才能、技術。。。
人前に出れば自信有り気に見られるけど、虚勢張ってるだけなんだよねぇ。

ちょっと思った。
ジブンのコトだから、ジブンをどれだけ悪く思ってもいいし、逆に過信したら謙虚さもないのでは?って違うのかもって。

もしも、ジブンがもう一つの存在だと思ってみる。
なんというか、双子の兄弟という風に捉えてみる。
そしたら、イケメンと比べて「お前はブッサイクだよな」とか、唄の才能ある人と比べて「お前は下手クソだよな」とか、優しい人と比べて「お前は性格悪いよな」なんて、言わないよね。

「お前もカッコイイじゃん!」とか、「お前の唄いいよ、ホントに!」とか、「お前にもいいところ沢山あるじゃん!」ってきっといいトコロを褒めてあげるハズ。

その行為って自己陶酔とか、自己満足とかではなくて素直に”いいトコロを認めてあげる”というコト。モチロン良くないトコロも客観的に「お前のそういうトコロ、良くないぞ」っていうのも必要。

だとすると、今ままではそんな大事な双子の兄弟であるジブンを罵り続けて来てしまったんではないか?なんて急に申し訳なくなってきたワケで。。。

これからはもっとジブンを認めていこう!なんて急に思ったワケで。。。
ムサシノはだいぶ寒くなって来たワケで。。。

エニウェイ!自分が写ってる写真とか動画とかすんごいキライだったけど、その辺の意識も変えたいなと。ジブンを出していきたいと。
って唄い手やってんだから、結局自分大好きで人前出るの大好きなんでしょ?ってツッコマれそうですが。。。

自撮りなんてムリ!と思ったけど髪の毛伸びて来て、でも切れなくて、セットがメンドクサクて、久しぶりにお気に入りのCHUMSのニットをかぶってみたのね。

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このカタチが好きで色違いでもう一個持っているという自分的に珍しい女子的なヤツ。

まぁそんなコトを考えた秋の午後にゃり。

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2014/10/24

福島で唄った校歌

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先月28日に福島県双葉郡川内村にある川内小学校でLIVEしてきました。

とてもステキな作りの小学校で、グランドも広くて本当に景色のいい場所。
玄関入ってすぐのトコロに、東日本大震災復興支援財団、ap bank、グーグル、ヤフーがコラボしたふたばカフェを一日限定でオープン。
そこでワタクシ一日店長をさせてもらって、LIVEもするという企画。
地元の方が作ったケーキ、一杯づつおとした美味しいコーヒーをこれまた地元の方々が店員さんとなって来場者の方々に楽しんでもらおうという内容。

その日はグランドに設置されたステージでは堀内孝雄さんがLIVEされたり、体育館では小泉進次郎氏の講演が行われたりと盛り沢山。
ふたばカフェも大繁盛でございました。

せっかく福島でLIVEというコトもあり、今回は校歌を唄うコトに。
来年休校が決まっている野球が強かった双葉高校、そして会場となった川内小学校の二校の校歌をせーちゃんアレンジで唄わせて頂きました。

校歌を本気で唄うなんて、いつ以来?というほど。
もちろんLIVEで唄うのは初めて。
唄ってみて驚いたのは、自分が卒業した学校の校歌ではないのに、なぜか唄っていると自分の学校の情景やその時の記憶が生き生きと蘇って来たこと。
聴いてくれていた方々も同じだったようで、LIVE後に同じ感想を頂きました。

校歌には不思議な力がある、と初めて感じた日。

イベント終了後にはLIVEを聴けなかった学校の先生や教育委員会の方々、そしてボランティアスタッフの方たちに校歌をもう一回唄って欲しいとリクエストを頂きアンコールすることに。

Fukushima2
沢山の方が一緒に唄ってくれました。
ケーキを作ってくださった方は息子さんが双葉高校で、ご本人もPTA会長をされているとあって涙を流されていて、それぞれが校歌にもつ想いがそれぞれに響いたと思います。

まだ解決しないといけないコトがある。
この川内村にいつの日か住人の方々が心置きなく戻ってこれる日があると信じたい。
微力だけど、細く長くでも背中をおせる活動を続けたい。
そう思った福島でのLIVEとなりました。

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2014/10/15

井上鑑さんから知る

先日、鍵盤奏者であり、作詞家であり、作曲家であり、編曲家であり、プロデューサーの井上鑑さんのイベント「連歌・鳥の歌」 をお手伝いさせて頂いた。

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イベント詳細はぜひHPをチェックして欲しいんだけど、錚々たる音楽家が「鳥の歌」をそれぞれの世界で演奏し、それがまるで連なり大きな共鳴を呼ぶようなコンセプト。
もちろんこのイベントに興味津津というのはあったんだけど、もうひとつの目的は日本を代表する音楽家であり、プロデューサーである鑑さんがどういう風に創りあげるのかを間近にみれるチャンスだったから。下心ですね。。。

とにかく鑑さんの細部までご自分で動いて気にかけていたのがとても印象的だった。
演奏者のの方々の楽屋も自分で確認し、時にはお客さんに椅子まで出していた。
”細部まで丁寧に神経を配る”
鑑さんの音楽はこういったメンタルから来るのだろうなぁ、と納得。
そして、年齢、国籍、経歴、性別に全く左右されないフラットにフランクに接する姿勢。
あそこまで有名な人でこんな風に接する人ってなかなかみかけない。
だからこそ繊細さの中に時に大胆に、時に遊び心タップリの音と音色があって人の心を惹き付けてやまないんだろうなぁ。
あ、Bank Bandの方々はそうだったなぁなんて思いだしていると・・・

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Sax,山本拓夫さん!

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Guitar,小倉博和さん!

に連日お会い出来ました。
この写真見てると夏を感じる人って結構いるだろうなぁ(^^ゞ
先日は山木さんに会ったばかり。
今年も夏に会えなかった方々にこうやって違う時期に会うと不思議な感じがしました。
でも本当に嬉しかった。
お二人とも相変わらず優しくて、しなやかなお人柄。
僕もこうであろうと心に決めたのでありました。
そして!

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井上鑑さんにCDをお渡ししました。
まさかの後日に丁寧なメールを頂き、CDの感想まで。。。( ;∀;)
「”雨を待っている”がfavorite」だと言って下さって、メール見ながら卒倒しそうだった・・・。
なかなかねぇ、いないんですよ、そういう方は、ぶっちゃけ。。。
そもそも聴いてもくれてないんじゃないか?的な。。。

いくら忙しくても繋がりを重視する方、尊敬と信頼です。
そこに音楽の才能が相まって、井上鑑さんというカタチが出来上がっていると実感。
僕もそうでありたい。
鑑さん、ありがとうございました!!

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2014/10/11

三味線に震える


昨日のはなわちえちゃんのLIVE、本当に素晴らしかった。
ゲストも豪華にマリンバのSINSKEくんや尺八の藤原道山さんという顔ぶれ。

彼女のニューアルバムCoLoRfulから主に選曲されたものが多かったけど、どれもステキな曲ばかり。
SONY大好きなワタシとしては、au携帯のXperiaのCMでちえちゃんがタップダンサーとコラボした際の曲Experienceが流れた時は、ギタギタキターッ(≧∇≦)と盛り上がりましたがな。

知り合って何年か経つけど、技術、感性、そして飽くなき好奇心で伝統の楽器を新たな物に融合させ続ける彼女は、最近音色に艶が増して女性の強さとしなやかさも増しておりました。

でもやっぱり一番震えたのは津軽じょんがら節。

人生をかけて追求する、という一曲。

大と小。陰と陽。強と弱。明と暗。柔と剛。太と細。

すべてにおけるダイナミクスが楽器と人に響いて、日本人の心の琴線に触れるんだろうなぁ、なんてぼんやり考える。

CD、買いました。
ハートマーク、いただきました…。
あ、ありがとうm(._.)m

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2014/10/05

両輪

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まとまった雨に息を吹き返す気持ちになる。
なんとなくサラサラと、他愛も無い言葉はこういう時に出る。

歌詞を書くのはいつもmacを外に持って出て、ピシピシと脳に心地よい刺激を与えつつ書くのが自分流。
しかし、最近実際にペンで”書く”のがマイブーム。
打ち合わせでもノートに”書く”
吟味に吟味を重ねたペンがお気に入り。
手前はPARKERの5thテクノロジーという新しい技術を搭載したペン。
万年筆とよく似てるケド、とにかくサラサラと書けて筆圧が強い僕でも楽に長時間書ける。長距離用にラバーグリップを選んでみた。ちょっとピンクがかったゴールドがまた愛らしい。作詞作業の使用頻度が高い。
奥はWATER MAN。
WATER MANなワタクシなので、昔から欲しくて。
これは最近発売されたブルーオブセッションという限定のシリーズで、美しい彫金と青に一目惚れ。
閃きやイマジネーションを喚起するという話なので、こちらは名前を入れてもらう。
アイデアが出ない時はこちらを握り、ワードを書き出して行く。

キーボードをタイプするスピードやReWriteのし易さ、管理の楽さでMacを使う方がいい。
でもやっぱり手書きのスピードや、文字自体に自分が出る感覚もいい。
それに自分の頭の中が目に見える形として現れるから、喚起されやすいモノがある。今の自分の状態も感じるし。

MacもPARKERもWATER MANも共通しているけど、やっぱり”デザインがいい””道具として使いやすい”が徹底されている。
この両輪の上にクリエイティブを邪魔せずにそのまま形にさせるモチベーションがある気がする。
イイ物を長く愛して、そして創っていきたい。

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