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2015年5月

2015/05/19

カワルカワラナイ

Ryota_3

 

先日、中村優ちゃんの舞台「誰がための笛は鳴る」を観て来た。

 

Photo

 

なんと優ちゃん男役!
パラレルワールドでミクスチャーで宝塚的要素も入った不思議な作品。
戦争というテーマをシリアスに扱いながらも、軽妙にポップな要素を入れてエンターテイメントに仕上がっておりました。
まぁ中村クンがオトコマエだったこと!
背が高いから、普通にイケメンでしかなかったw
キスシーンなんかもあって、結果女子&女子のキスに萌え♡
宝塚大好きだったので、そんなトキメキも想い出した。

あんまり言うとネタバレになるのでこれくらいにしておいて、僕はトム・ハンクス主演のキャストアウェイという映画を少しかぶらせた。
トム・ハンクス演じる主人公は飛行機事故で無人島に漂着して、サバイバルして生き抜く。
そして、時が経ち救助され、愛する婚約者の元に向かうがすでに。。。

というお話。
まぁ難しいテーマだよね。
その婚約者がどちらを選択するかはぜひ観て頂きたいけど、自分ならこの映画の通りにするなぁ、とか考えたり。

人には色々な選択肢が日々の中に溢れていて、どちらを選ぶかって本当に悩む。
どちらが欲しいのか?どちらを愛しているのか?
自分でもよくわからないまま選択せざるを得ないケースもある。
難しいよね。理屈じゃないから。

そんなコトを考えた舞台。場所は吉祥寺シアター。
僕はここで初めてミュージカルに出演した縁のある場所。
なんと主演。そして初のキスシーン。。。
上の写真はゲネプロの時の写真かな。
当時のブログはこんな感じ(^_^;)
http://ryota.tea-nifty.com/blog/2006/02/post_5ff3.html

普段歌う時の発声と表現方法とミュージカルのそれは全然違くて、稽古の合間にミュージカルのボイトレに通って、目から鱗だったのをよく覚えてる。
本読みから本番まで長かったなぁ。作り上げるプロセスと長さが音楽とは全然違くて日々勉強になりました。
今でも本当に役に立っていて、やらせて頂いてよかったなぁと常々思う。
安達たけしさんが音楽制作&監督されていて、ここで出逢った。
今でも続くご縁がここにあった。

あれから9年。
吉祥寺も僕も大きく変わったけど、吉祥寺シアターは変わらずにステキな場所でした。

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2015/05/18

SEA(Socially Engaged Art)にてプレゼンター

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3月に”社会派アートの進行形を考える”SEA(Socially Engaged Art)にてプレゼンターとして参加してきた。
その模様はコチラ
”社会や地域に能動的に関わっていくアートのあり方”という、いかにも小難しいタイトルだけど、まぁ”身近に楽しく役に立つアート”というコトかな(^_^;)

僕の友人で現在絶賛アクティブにリハビリ中の荻原一雄さんの提案した「点字ブロックを取る!」というのが僕らのテーマ。
駅のホームなどに目が不自由な方の為にある、凸が付いている黄色いタイル状のモノ、あれが点字ブロック。
あれは公共の場では不可欠なモノではあるんだけど、あまり腕力がない車椅子の方には乗り越えるのが一苦労という一面もある。
それに対して、”共存”を大事に、そしてそれをアートとして表現したいというプレゼンテーションだった。
わかりやすく目に見える形でのアートの提示ではなく、その共存する行為と考え方を根本としてアートと定義するというアプローチ。
なかなか理解されなかったケド、僕はとても好きだったなぁ。

僕らを含めて14組の方々が参加し、コンテスト形式ではあったけどどれも興味深かった。
僕らのアイデアは入賞こそ出来なかったものの、一部の審査員の方から終了後に「とても興味深かったです!」とお声がけ頂いた。
それだけでも嬉しかった。
準グランプリの方々のプレゼンもとてもステキで、お声がけしたら、向こうもこちらのプレゼンに興味を持ってくれていた。
普段の作品を観させてもらったらこれまたカッコよくて、「いつかコラボしたいですね!」と連絡先を交換した。
彼女の創った作品に、僕の創った音を乗せて、いつか一つの作品に出来たら素晴らしいなぁ、なんてワクワクしてる。

自分が発信する。そして、それに呼応した発信してるモノを受信する。
新しいSIGNALが産まれる。
それこそがARTってヤツなんじゃない?
なんて^^;。

芸術なんてよくワカラン僕が言ってもら説得力ないかw

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2015/05/03

Time Machine

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青森から帰宅。
いい旅だったなぁ、と振り返る。

ソメイヨシノはなんとかまだ咲いていて、4月上旬の自分に少しだけタイムスリップ。
あぁ、そうだったなぁと。
まるでMacのTime Machine機能で、消去してしまった大事なファイルを探してバックアップを辿るような感じ。
わかりにくいし、色気のない表現(^_^;)
まぁでもそんなコトです。

人は明日のコト、どころか一秒先に何が起きるかなんてコトさえわからない生き物。
今、手元にあるものが急に無くなってしまうかも知れないし、逆に急に得るコトだってある。
それを繰り返して、色々な事を学んでいく。
先日行った築地本願寺にも
「得たものが得ではない、なくしたものが損ではない」
とあったけど、本当にそう。

すべての事には理由があって、人の心にはセオリーはなくて、だから素晴らしいと思うし儚いとも思う。

まさか自分が”桜を追ってみよう”なんて夢にも思わなかった(;´∀`)
これもまた人の心なのかもね。
それがわかっただけでも、本当にヨカッタ。
目の前でその桜も散っていってたけど、来年の東京の桜はまた今までと違ったキモチで見れそうな気がした。

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